【書評】Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity

Get Things Done = GTDというのを知ったのはもう4,5年くらい前になります。当時はネットでGTDのハウツーが出回っていて、GTDの手順そのものは簡単に知ることができました。その手順をもとに自分なりにやってみて、ずいぶんとハマったようです。振り返ってみれば、ほぼ絶えずGTDを続けていました。

その間、ほとんど無意識ではあったけど、少しずつカスタマイズしてみたり、また標準のやりかたに戻してみたり、ちゃんと週次レビューをやってたときもあれば、やらなかった時期もあったり、と波はありつつも完全にGTDから離れたことはなかったように思います。

Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity

GTDを知らない人のためにWikipediaから引用

「ナレッジワーカー(知識労働者ないし頭脳労働者)の仕事術」と呼ばれ、「次に何をやるか」という予定やスケジュールの管理、作業する上でのモチベーションを損なわないための体制作りなどが含まれる。心理的な負担を減らしながら個人の生産性を上げることを主眼とし、……
http://ja.wikipedia.org/wiki/Getting_Things_Done">Get Things Done - Wikipedia

で、今回改めてGTDの本を、しかも英語の原著で読もうと思ったのには2つの理由があります。

  • 英語の勉強
  • GTDの再確認と強化

英語の勉強としての Getting Things Done

英語の基礎知識というか、雑談レベルでのコミュニケーションはできるつもりですが、あくまで超基礎的な単語と言い回しを駆使した即席英語だと思っています。例えば「道を尋ねる/教える」ような単純な会話なら問題ありませんが、「自分が10日間の瞑想を体験して、どう思ったか」を的確に英語で語るのは結構難しいものです。

「語彙と言い回しのレベルが幼稚だからだ」と思い、少しは高度な英語が使われている本を読もうと思ったのが、この本を手にしたきっかけです。仕事術の本だから、仕事で使うような言い回しも多そうだし、なにしろGTD自体については知っているから、まったく未知本を読むよりは読みやすいだろうと思ったわけです。

で、実際どうかと言うと、自分のもくろみ通りで大成功だと思ってます。

英語としては難しくないです。辞書は頻繁に使っていましたが、それもまったく知らない単語、というよりも念のため確認する程度。それも最初から最後まで同じ話題なので、使われる単語も終始共通しています。つまり、多少単語力がなくても、前半を読んでいるうちに後半はすらすら読めるようになってくる印象です。

思ったよりもビジネスっぽくはないかな、とも思いました。出てくる例も日常的な事柄が多いです。みんなに伝わる例を選んでいるからか、出てくる仕事の例も「芝刈り機を買う」みたいなものばかり(合ってたかな? ちょっと記憶が曖昧ですが、ニュアンスをくみ取ってください)。

想像より簡単という印象でしたが、英語の本を通して読み切るというのはいい勉強です。

GTDの再確認と強化として

これも大成功。わたしが知っていたのはあくまでGTDの手順であって、思想や更にその先にある狙いまでは理解できていませんでした。あくまで日常的な仕事術・タスク管理術として理解していました。

ところがこの本を読んで、そこら辺が完全に勘違いだったことが分かりました。GTDの考え方はタスク管理術として始まりますが、もっと大きな視点で見ると、大きなプロジェクトの進め方、大きな仕事への向き合い方、人生を目標に向かわせるための方法論など、可能性は無限大。でも、どんな大きな目標も、このGTDという1歩から始まるということがよく分かりました。

正直、仕事をするならGTDを知っている人としたいな、と思うほど。

まとめ

GTDをちゃんと知って、ちゃっかり英語の勉強にもなるという意味で、オススメの本でした。

またそのうち再読してみたいと思うほどです。

最近、GTDというキーワードを見かけなくなりましたが、実際いい手法だと思いますよ。

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