象がいつまでも若くいられるように! Evernoteでいらないクリップを増やさないふたつの工夫

Evernoteは “外部の脳”と呼ばれるくらい、情報をため込むということに長けたサービスです。しかし溜めることが楽しくなってしまって、何も考えず「ただ溜める」ということを続けていると、ムダなノートが増え、Evernoteが巨大で鈍い年老いた像になってしまいます。何に気をつけていれば、像はいつまでも若くいられるのでしょうか?

発端

この記事を書こうと思ったきっかけはこの記事でした。

君は1万ノートも管理出来るか?EVERNOTE断捨離整理術

この中で記事を書いた味浪さんは「WEBクリップの90%を断捨離」したと書かれています。実は同じようなことを過去にわたしもやりました。というのも、一時期ブックマーク代わりにEvernoteを使っていたんです。

「あ、これおもしろい。クリップしよう」

ってな具合。笑える話。為になる話。勉強になる話。ピンときたニュース。なんとなく保存したい記事。なんでもクリップしました。その結果、Everenoteが雑音だらけになりました。

つまり検索で余計な物が見つかるんですね。

それに気が付いて、先ほどの記事と同じように、ガンガンWebクリップを消していきました。必要になればまた検索すればいい。それだけのことです。そしてその結果、価値あるデータばかりになって、Evernote自体が一層魅力的になりました。

だから肥えすぎた象をたまには軽くしてやることには賛成です。

しかし間違えたくないのが「データが少ない方がいい」のではなく「不要なデータが少ない方がいい」という点です。せっかく外部脳としてのEvernoteなのですから、たくさんのデータが保存されているのは悪くないのです。薄っぺらい記事をクリップしてちゃいけないだけなのです。

それからというものの、後で消したくなるようなクリップをしないために、気をつけていることがふたつだけあります。このたったふたつのルールで、クリップされる情報に価値が生まれました。

1. クリップには必ず Why + What コメントをつける

第1のルールは「必ず Why + What コメントをつける」です。

1行でいい。とにかく「なぜそれをクリップしたいのか?」を書きます。これが心のフィルターになります。たった1行のコメントも書けないような記録はいらないのです。わたしはコメントに Why と What を含めるようにしています。これを意識すると、コメントは「〜〜〜だから(Why)、〜〜〜をする(What)」という形になることが多いです。

コメントは簡単なものでいいんです。例えば……

この記事には賛成できないから、関連した記事を書く

最近体重が気になるからこの筋トレを試したい

最近こういう事件が多い。小説のネタになるかな。

もう1度言います。

「たった1行のコメントも書けないような記録はいらないのです」

やってみると分かるのですが、ウェブをクリップしているのではなく、その時思ったことを記録していることが分かります。過去のデータを見たときに「なぜ」その記事をクリップしたのか分かります。

2. 自動でクリップする機能は使わない


これはもう第1のルールを考えれば自明ですが、絶対にコメントをつけて保存するので、自動でクリップする機能は使えないのです。自動でクリップとはたとえば

  • Twitterに投稿したリンクを自動でクリップ
  • Pocketでスターをつけたら自動でクリップ

などといったものです。IFTTTを使っている機能は全般的に排除。とにかくクリップは手動で、ちゃんとコメントをつけて保存。それ以外は一切認めません。

あとはインボックスゼロ方式で

このルールを守り、かつインボックスゼロ方式でEvernoteを使うと、効果を実感できます。インボックスに入っているすべてのクリップには必ずコメントが付いています。「クリップした意図」が書かれているので、それを自分のTodoリストに移していくことになります。

もし「あ、これやらない」と判断したら、もちろんTodoリストには保存しませんし、ノートも消しちゃいます。だから不要なノートは増えない。

しばらくこうやってEvernoteを運用していますが、どうでしょうね、クリップするペースはスローダウンしましたが、保存されるノートの価値は高まったと思います。

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