タグ付けの基本は「AについてのB」の穴埋め コンテキストタグの考え方

Evernoteのタグ付けについて迷っている人って多いと思います。わたしなりに行き着いた「穴埋め式のタグ付け理論」とでも言うべき、タグ付け方をご紹介しましょう。

タグはシナプス

Evernoteのタグを使わないという人もいますし、人それぞれなので、それで良ければ結構なのですが、やっぱりタグ付けは便利だと思っています。タグはシナプスのようなもので、記憶の断片であるノートを有機的に繋げていくという、大事な役割を担っているのです。

何かアイディアがほしいとき、ぼんやりとEvernoteを眺めることがあります。そういうときにタグからノートを手繰り寄せることが多いです。

「文房具を小道具に使った小説を書きたいなぁ」 → stationeryタグを開く

そうすると、文房具に関するWebクリップやメモが開く。それを読んでいると外国の文房具を輸入する人のインタビュー記事なんかが見つかる。そういう展開が段々と想像力に繋がっています。

だからわたしにとってタグは必須なんですね。

タグ付けの基本は「AについてのB」の穴埋め


いろいろルールはあるけど、タグ付けの基本は「AについてのB」の穴埋めです。具体的に書くとこんな感じ(括弧内はわたしがつけるであろうタグです)

  • 文房具についてのWebクリップ(stationery,web,clip)
  • バイクについてのレシート(bike,receipt,clip)
  • 原発についてのニュース記事(nuclear,newspaper,clip)
  • ビジネスについてのアイディア(business,idea)

Aをキーワードタグ、Bをコンテキストタグとわたしは呼んでいます。少しやってみると分かりますが、キーワードは多岐にわたるのに対して、コンテキストは決まり切ったいくつかのパターンに落ち着きます。わたしの場合はほとんどが下記に収まります。

  • Webクリップ
  • 新聞のクリップ
  • メールのクリップ
  • メモ

一方でキーワードタグと呼んでいるものは、現在100以上。際限なく増えていきます。

コンテキストタグは必須


わたしはコンテキストタグを必須としています。すべてのノートにコンテキストタグが付いている状態です。そうすると検索が驚くほどラクになる。現在10000以上のノートがありますが、何か探しているものがあるとき、それがどのコンテキストに属しているかは分かることがほとんどです。

「Webからクリップしたハズなんだけど……」
「新聞で読んだはず……」

ってな具合に。

そうしたらコンテキストで絞り込めばあっという間に数千くらいまでは絞り込める。場合によっては3桁まで絞り込めます。あとはチョチョイとキーワードを入れてみれば、ほとんどの場合はすぐに見つかる。何分もかからないです。

ちなみにWebクリップとかはEvernoteが勝手に振り分けてくれる、という意見もあるかもしれませんが、それだと拾いきれないケースがあります。例えばWebのクリップなんだけど、Webクリッパーを使わないでクリップしたときなんかがそうですね。

だから自分でタグ付けする方が信頼できるというわけ。

キーワードタグは自由に


コンテキストタグは真面目に付ける一方で、キーワードタグは自由に付けています。

その時々で気ままに付けるので、細かく付けるときもあれば大雑把なときもある。例えば釣りについての記事をクリップしたときに「釣りについてのWebクリップ」と捉えるか「海釣りについてのWebクリップ」と捉えるかは、人それぞれどころか、自分でもぶれます。

まぁ、ぶれていいんです。このあたりはアバウトにやった方がいいと思う。

あとで検索したいときも “海釣り” タグで検索して、見つからなければ “釣り” タグも見てみればいい。ダメならキーワードタグはなしで漠然とWebクリップ全体から探してもいい。

で見つけたら正しくタグ付けしてやればいい。

実は1度探したノートは何度も探すことになる傾向があると思っています。だから、保存するときに正しくタグ付けしていなくても、見つけたときにタグを足したり引いたりしてしまう。で、気付けばEvernote全体が整然と整理されていく。

そんなもんです。

タグ付けは「AについてのB」の文脈で

この考え方が頭に染みつくと、タグ付けでの迷いがなくなります。タグを入力するときに、ほぼノンストップでばーっと埋めていける。

この穴埋めができないノートは「本当に必要だろうか?」という自問に繋がるのも副作用的な効果だと思っています。とくにキーワードタグが埋まらないとき、本当にそれは必要なノートなの? なんで保存したいの? 未来の自分がそれを見たい理由は? と自問します。

Evernote使い始めに「何でも保存するのが楽しい」という気持ちになったことがあります。で、正直なところ無意味なクリップが増えました。それは未来の自分がそのノートを見たい理由を想像できていなかったから。

(でも最初は何でも保存するのをオススメしますけどね)

タグ付けを上手にやれば、見るときに便利。ぜひやってみてください。

-----------------------
連載企画のご紹介です。
原稿用紙1枚の物語 - 原稿用紙1枚で小さな物語をお届けします(毎日更新)
世界旅小説 - 2年かけて回った世界の国々を舞台にした読み切り短編小説の連載です(不定期更新)
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です