GTDでいきなり「次にやること」を書いてない? 収集をちゃんとやろう

私が長くGTDをやってきて「なんかうまくいかないな」とか「すっきり感が少ないな」と思うときのパターンをひとつ発見しました。それは思いついたタスクをいきなり【次にやること】に書き足してしまうという行為。収集箱(Inbox)を使っていないことが思わぬ落とし穴だったようです。

GTDの手順をおさらい

GTDをやっている人に手順を聞けば、十中八九こう答えるでしょう。

  1. 収集:タスクをINBOXに放り込む
  2. 処理・整理:GTDのフローに従って、【次にやること】とか【いつかやる】などのリストに分類
  3. レビュー:見直して、リストをアップデート

でも、ちゃんとやってます?

ついやってしまう

ちゃんと手順は知ってるのに、ついやってしまうのが『直接【次にやること】に書き込んでしまう』こと。わたしもやってしまうことが少なくありませんでした。

たとえば「ああ、そろそろサイトの広告を見直したいな」なんて思って、【次にやること】に「広告を見直す」なんて書いてしまう。——みなさんもありませんか?

直接【次にやること】を書いてしまうことの問題

問題は2つあります。

  1. 本当にやる必要があるのか?
  2. 具体的なアクションになっていないのでは?

1.本当にやる必要があるのか?

GTDは「思いついたことは全部収集する」という哲学があります。それが「すっきり感」を生み出す源です。

「あ! あれやらなきゃ」と思って、即座に【次にやること】に追加!

スッキリした気がします……、が、本当にそうでしょうか?

そういうタスクに限って、「まぁ、これはまだやらなくていいや」と先送りしているタスクに化けます。本来は【いつかやる】に追加されるべきタスクも少なくないのです。

2.具体的なアクションになっていないのでは?

先ほどの例「広告を見直す」ってちゃんとしたタスクですか?

書いたときはイメージがあったのかもしれません。あるいは、忙しくてあまり考えず「見直したい!」という気持ちを書き残しただけかもしれません。これはとても良いことです。思いついたら収集、というGTDの哲学に則っています。

しかし見直すってなんでしょう? 冷静に考えるとよく分からないタスクです。本来であれば、たとえば

  1. 現在の広告の効果を分析
  2. より収益に繋がる広告サービスの候補を洗い出す
  3. 最善のひとつを選ぶ
  4. 導入する

と、少なくとも4つに分解できます。つまり【プロジェクト】になるべきタスクでした。

基本に戻ろう

分かりますね?

GTDではタスクを処理する際に

  • 【プロジェクト】
  • 【次にやること】
  • 【いつかやること】
  • 【カレンダー】
  • 【連絡待ち】
  • 【資料】

に分類します。直接【次にやること】に書いてしまうと、本当は【プロジェクト】【いつかやること】に入るべきタスクを、誤って処理している可能性があるのです。

わたしは収集の際は必ずINBOXに書き、落ち着いている環境で改めてどのリストに入れるべきか考えます。そもそもどのリストにも入れず【やらない】と判断することも少なくありません。それでいいと思っています。

GTDをやるなら基本を大切に。

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