なぜ短編小説をネット販売しようと思ったか?

今まで小説のウェブ販売については懐疑的でした。今でも懐疑的です。しかし、いろいろ考えて、考えて、さらに考えて、最終的に販売をしてみようという結論に至りました。その理由を改めて書いてみたいと思います。

なぜ懐疑的だったか?

昔から本を読むのが好きでした。いろんな本を読みますが、小説はやはり大好きです。好きが転じて、自分でも書くようになりました。

一方でネットも利用します。ブログもよく読みます。こうして書くようにもなりました。

本で小説を読むという行為と、ブログを読むという行為が、わたしの中ではどうしても別物で、繋がる気がしません。どちらも楽しいけど、別のもの。

本で発表するつもりのものを、ネットで読んでも、感動がうすい気がする。想像してみてください。夏目漱石の『こころ』を、このブログの画面で読んで感動できますかね?

だからウェブで小説を発表することには、やはり引っかかるものがありました。

懐疑的なのに、なぜやろうと思うのか?

懐疑的、と評論家ぶって書いていますが、実のところ「不安」なんだ、と気が付きました。

ネットで発表すると賛否両論、いろんな意見が出ます(いや、本でもそうですがね)。それどころか見向きもされず、なんの意見もないかもしれない。そういうのが不安だし、さきほど書いたようにウェブで読む小説、という形態にどうも納得できない。

不安だし、ウェブで小説なんてつまらないし、儲かるわけもない……、とやらないつもりでいました。しかし、今やりたいことをやれていて、何ひとつ不満がないのならともかく、今だってやりたいことをやれていない。なにか現状を打開しなければならない、と思うようになりました。

現状を打開するなら、自分が避けてきたことをやるべきだ

誰の言葉というわけではありませんが、どこかで頭に引っかかっている言葉です。

「避けてきたこと」はたくさんありますが、その中で「自分の意思」だけでできることの1つが「ネットで小説を売ってみよう」ということでした。誰にも相談せず、あるいは誰かを待つことなく、自分でやれる。ならばやるしかない。

世界新聞で連載してきた経験

これまで世界新聞という旅メディアで小説を発表してきました。それ自体が大成功をしているとは言いませんが、2年も続けてきて、やはり気付きはあります。

  • 短い作品で伝えたいことを伝える方法
  • ネットで読みやすい文体

そういうものが少しずつですが、身についてきたと思います。

「ネットで小説」なんておもしろいわけがない、と思っていたわたしですが、それでもこうして「ネットで小説」をおもしろくすることを模索していることに気が付きました。それじゃ、もっともっと模索すれば何か見つかるかもしれない、と淡い希望を持つようになりました。

だからやってみます

有料で、ネットで、小説を楽しんでもらうにはどうしたらいいか?

答えはありませんが、模索することは悪くないはずです。

まずは2ヶ月ほど、小説を発表し続けてみようと思っています。

何かが見つかればいいな、とただそう思うのです。

まず第1作はこちらです→ 世界旅小説トルコ編 『女らしさとコーヒー占い』

ペットボトル1本分の金額です。喉の代わりに心を癒してくれれば幸いです。

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