noteとKindleの比較と住み分け うまく使い分けたいところ

先日ブログで書いたとおり、旅で感じたことを短編小説にして、noteというサービスで販売することにしました。なぜnoteなのか? 実はKindleと迷いましたが、どういう経緯でnoteを選んだか、書いてみます。。

オンラインで小説を売る方法

オンラインで小説を売る方法はいくつもあります。

自分が慣れている方法のひとつが Kindle です。

「電子書籍であって、ネットで販売とは違うんじゃ?」と思われるかもしれませんが、少なくともネットがある環境で購入できて読めるのだから、選択肢のひとつとして間違っていないと思います。

もうひとつがnote。最近ブログ界隈で盛り上がっているサービスですね。ざっくり言えば長文でも画像でも投稿できるTwitterっぽいサービスで、それぞれの記事を有料で販売できるというもの。

noteとKindle

そこで今回「ネットで小説を売ろう」と考えたとき、どちらがいいか考えてみました。その際、大事なことは「前提」です。前提は

> 短い作品を、少ない負担で販売し、フィードバックが得やすいこと

です。長編や高価なコンテンツを売りたいわけではありません。あくまで小さく安価なコンテンツを販売したいというのが今回の目的です。

そういう意図のもとでKindleとnoteを比較してみました。

note Kindle
読者の入り口 易しい やや面倒
投稿作業の簡単さ 易しい 面倒
読みやすさ △ 横書きしかできない ○ 縦書き可
ソーシャル機能
(コメントなど)
×
印税 約85% 35〜70%
コンテンツの寿命 短い 長い

とまぁ、わたしはこう考えました。少し解説します。

読者の入り口

KindleはAmazonのアカウントを持っていて、Kindle端末かアプリをインストールし、端末やアプリにログインし、ダウンロードし、ようやく読めるようになります。すでにKindleに慣れたユーザであれば、簡単ですが、そうでない人には面倒。特に「Kindleユーザじゃないけど、小さなコンテンツを1個読みたい」というユーザには極めて面倒。

一方、noteはアカウントを作りさえすれば読める。購入の際にカード情報は入力しなければいけないけど……。

アプリがなくてもウェブブラウザから読める、という意味で読者の入り口はnoteの方が入りやすいだろうと思います。

投稿作業の簡単さ

数ヶ月に1度、大きなコンテンツを発表するというならともかく、頻繁に投稿しようと思ったら、投稿の簡単さは大事。その点、Kindleはやはり面倒。

noteはブログと同じ手間で簡潔に完結。

読みやすさ

長い文章はやっぱりKindleが勝つ。特に縦書きが出来るという点で強いし、途中まで読んで、あとで続きを読むことができる。

ソーシャル機能

ここで言うソーシャル機能というのは読者がコメントを投稿したり、それに対して投稿者が返信できるという、“読者とのやりとり” のこと。Kindleはやはり『書籍』という形態なので、レビューこそあれど、著者とのやりとりは考えられていない。この点、noteはブログの延長なので、一般的なコメント機能が付いており、魅力的。

印税

(厳密には「印税」ではないけれど)投稿者に入ってくるお金の割合が異なる。Kindleは70%をウリにしているけど、実際は条件付き。条件を満たさないと30%。noteは85%程度(少し変動する)

コンテンツの寿命

Kindleは書籍として、いつまでも売り場に残る(Amazonのサイトに残る)。一方で、noteはタイムラインで流れて行ってしまう。Twitter的だと思うのはこのあたり。マガジン機能などで、過去記事へのアクセスをよくすることは可能だけど、やっぱり基本は流れていくものだと思った。

1年前の投稿が売れるとは思えないのがnote。

ただし、わたしがまだnoteを使いこなしていないので、確信を持っているわけではない。

少額コンテンツはnoteの勝ち

少額コンテンツであれば、noteに軍配が上がる。2000〜10000字くらいのコンテンツをその都度Kindleに上げていくのは、どうも現実的じゃないし、読者の本棚を汚す気がする。

その点noteはパッと出会い、パッと読み捨てるくらいの感覚。新聞とか週刊誌に近い感覚だ。

noteで小さなコンテンツを量産して、それらをまとめて大きなコンテンツにして、Kindleで発表するなんていいかもしれない。

Twitterの投稿をまとめてブログにする人がいるように、noteのコンテンツをまとめてKindleにする。そういう使い分けが頭に浮かんだ。

noteで小説書いてます→世界旅小説トルコ編 『女らしさとコーヒー占い

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