世界一周の旅をして1番価値観が変わったのは、仕事を辞めた瞬間でした

2013年から2年4ヶ月も旅をしていました。もちろんおもしろかったし、やって良かった。その中で価値観を揺すぶられる体験をいくつもしました。しかし1番価値観を揺すぶられる体験は旅の中で起きたわけではありません。

まずは仕事を辞めること

世界旅をすると決めて、最初にやらねばならないことは仕事を辞めること。わたしは仕事を辞める1年前から、こっそりと仕事を部下を中心にガンガン人に振っていきました。それこそ自分が暇になるくらい。

そうして暇になった時間を使って、仕事を整備したり、部下を教育したりと、自分買いなくなっても問題が起きない状況を作ろうと努力しました。まぁ所詮ひとりの社員が抜けたからといって問題など起きませんがね……。

そして退職。

明日からは出社しない。

この瞬間

価値観がガツンと揺さぶられたのはこの瞬間。まだ旅の航空券も買っていない。まだ最初に行く国も決めていない。とにかく仕事を辞めた瞬間。

「ああ、おれは何者だ!?」

と思ったのです。そして考えました。

おれって何ができるの? 自己紹介するときになんて言えば良いんだ? 『元ABC株式会社の、元システムエンジニアで、元リーダーで……』って何を言っても『元』がつく。そんなのだめだ。

看板って大切です。精神的な鎧になるんですね。一方で、守られているうちに中身の方は脆くなってて、鎧を脱いだ瞬間守備力ゼロという状態。

旅は守備力を鍛えるためにやってようなもの

旅をするために仕事を辞めたつもりでしたが、結果としては『仕事を辞めたことであらわになった守備力ゼロの身体を鍛えるためにやった』と言った方が近い気がします。

実際、旅を通して「どうやっても生きていける」という妙な確信だけはできあがり、帰国したら会社員になるのかなァ、なんていう当初の考えは捨て去って、なんとかして田舎生活をしたいゾ。と思うに至ったわけです。

仕事辞めちゃいな

はっきり言って、仕事を辞めると世界観が変わります。視野が広くなる。

世の中、会社員じゃない生き方をしている人が想像以上に多いぞ」ということに気が付くのです。

もし仕事のことで悩んでいるような人がいたら、ちょっと貯金作って、仕事辞めちゃえばいいんですよ。いや、貯金なんて少しでいい。それでジッと考えればいい。

それくらい人生って自由でいいと思うんです。

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