世界旅小説(イタリア)4:53で止まったままのヴェネツィアの時計

今回の作品は動かない腕時計をつけて旅行する青年の話です。なぜ彼はその時計をするのでしょうか?

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『4:53で止まったままのヴェネツィアの時計』

今度の舞台はイタリアのヴェネツィア。

今回は小説の内容を説明するのをやめて、冒頭の1段落だけチラ見せ。

ぼくは旅行に行く時、4:53を指したまま動かないこの腕時計をしていく。旅行に行ってまで時間に追われるのは嫌だったから、止まったままの時計のほうがいいんだ。――と、人には話しているが、本当の理由は別にある。この時計には ”見えないもの” を見せてくれるヒントがある。時計の針は時間ではなく、ヴェネツィアのあの部屋を指している。

主人公の男は4時53分を指したまま動かない腕時計をして旅行をする。その時計はどこで、どうやって手に入れたのか? なぜその時計をして旅行をするのか? そういうお話です。

作品のあとに編集後記もあります、そちらもどうぞ。

では、まずは本編を。

4:53で止まったままのヴェネツィアの時計

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