小説を書く訓練で大事な3つのキーワードと、それを鍛えるためにやっていること

小説を書く上でやっぱり訓練は必要です。センスだけで描き続けられるのは一部の人だけでしょう。ではなにをすればいいのか? わたしはなにをやっているのか? 誰かの役に立つと信じて書いてみます。

小説を書くための訓練

小説を書くのに訓練なんていらない。

そういう人もいるだろうと思います。初めて書いた作品で、その才能を買われてデビューして、編集者と共に腕を磨いていく人もいるでしょう。

そういう人はやはり「天才肌!」みたいな形で取りあげられることも多く、「小説家とはそういうものだ」と思っている人も多いかもしれません。

でも実際、多くの作家はコツコツ腕を磨き、ハシゴを登るようにコツコツコツコツと成長し、いつか認められるものです。

訓練ってなによ?

作家の先輩方に教わったことで、とにかくみんなに言われることがあります。

  1. たくさん書くこと
  2. 期限を決めて書くこと
  3. 制約をつけて書くこと

1と2は説明はいらないでしょう。ダラダラ書くのではなく、1ヶ月なら1ヶ月と決めて、書き切ること。プロは締め切りがある中で書いているので自然とこれをやる続けることになるんですね。

説明が必要なのは3かもしれません。ここでいう制約は大きく分けて2つ。

  1. 長さ
  2. 内容

です。アマチュアなら自由に書けるわけですが、プロはある程度の制約の中で書くことになります。たとえば「先日の少年犯罪を素材にして書きましょう」なんて編集者から言われたりするわけですね(命令されるというよりも、話し合いの末そうなる)。

だから前は作家仲間で集まって共通のキーワードを決めて書くという訓練をしていました。

「来月末締め切りで、『神社・賭け事・老人』の3つのキーワードを盛り込んだ小説。原稿用紙で30枚程度」

ってな具合に。これがいい訓練になるんですよ。

で、それを自分に課した

こういう訓練って小説脳を鍛える訓練にもなるし、ストレッチ的な要素もあって、続けているとドンドン楽にできるようなるものです。

だから続けなくちゃイケない。

そこで、自分に課した訓練が、実はこの企画でした。

原稿用紙1枚で考える(note.mu)』

毎日「原稿用紙1枚で、1つの話題について書く」という企画です。訓練と言っていますが、習作と言うつもりはなく、ちゃんと真面目に作品として書いています。

誰かから依頼を受けたわけではないものの、自分で自分に依頼したつもりで書き続けています。

最初はコラム的な内容だけにして、ひとつのことを掘り下げる訓練(小説でも必要となる技術)と思っていたのですが、ためしに原稿用紙1枚で物語を書いてみたら、意外と書けるものだと思い、最近はコラム回と物語回が混ざっています。

物語系だとたとえばこんな……

コラム回はこんなのが……

原稿用紙1枚で物語を書くのはやっぱりタフで、たかだか1枚分でも、考えるのにすごく頭を使います。熱が出そうなくらい考えることも……。1個2個ならいいのですが、毎日ですからね……。

購読してくれる人が増えたら、

たらればの話になりますが、購読する人が増えてくれれば、この連載に他の人をゲストライターとして呼んでみたり、読者からお題をもらって、数人がひとつのお題で書いてみる、みたいなこともしてみたいと思っています。

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どうか応援のほど、よろしくお願いします。

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連載企画のご紹介です。
原稿用紙1枚の物語 - 原稿用紙1枚で小さな物語をお届けします(毎日更新)
世界旅小説 - 2年かけて回った世界の国々を舞台にした読み切り短編小説の連載です(不定期更新)
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