《実は難問》世界一周してみて好きな国ベスト5を挙げてみようと思う

2年4ヶ月かけて世界一周の旅をしました。

旅を終えたいま、頻繁に訊かれるのが「どの国が1番好き?」という質問。長旅した人なら分かる、この難問に答えてみます。

1番好きな国と言われて困る理由

実はこの質問、かなり困ります。

なにしろ「どういう意味で好きか?」によって変わるから。

たとえば「おもしろかった国」と聞かれれば、たとえばインドやイランが思い浮かびますが、「住みたい国」を訊かれれば全然違う答えになるんです。居心地の良かった国、食べ物がおいしかった国、人が優しかった国、安かった国、音楽がステキだった国、野菜がおいしかった国、肉がおいしかった国、気温が心地よかった国、すべて違います。

「1番好きな国」なんて決められません。

でも決める!

決められないけど、決めてみたい。ちょっと思い切って、ザクッと「好きな国ベスト5」を挙げてみます。

第5位 タイ

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わたしたちは現地でバイクを買い、タイを1ヶ月かけてバイク旅しました。

もう圧倒的に食べ物がうまい国です! 中国もベトナムもうまいけど、タイは特にうまい。香草が嫌いじゃなければ全力でオススメします。

そして女性が強い国で、行く先々で「かかあ天下」的な光景を目にします。それがまたおもしろい。

田舎に行くと、のんびりした光景と人の優しさやぬくもりが相まって、いつまででもいたくなる国でした。実際にタイに移住する人も少なくないので、やっぱり日本人と相性がいいのでしょう。

第4位 イラン

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イスラム建築の美しさは底なしで、写真なんか何枚撮っても撮り足りないような国です。

インスピレーションの国だと思っています。

宗教美とでも言いましょうか、イスラム教系の建築物の美しいこと美しいこと……。

長い歴史を感じさせる国でした。そしてその歴史の延長線で、いまでも人が生活を営んでいることが感じられる国です。

また国民性なのか、人の距離感がちょうどいいんです。近すぎず、遠すぎず。

「何か困ったことがあったら言ってね」

と手を差し伸べるけど、決して押しつけがましいことがない。本当に居心地のいい国でした。

第3位 マレーシア

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わたしたちが1ヶ月ほど滞在したボルネオ島のビーチ沿いの家からの光景です。なぜか雄牛がビーチを闊歩していました。

マレーシアに着いた瞬間に、妻と2人で「なんてハッピーな国なんだ!」と驚いたのをいまでもはっきり覚えています。

道を尋ねた大工さんが道を教えてくれるのですが、そのときの彼の表情や身振りから、彼の満たされた感じが伝わってきたんです。

この国にいればきっと幸せになれる。と妙な安心感を得ました。

事実、ここで知り合った家族とは今でも交流があり、「マレーシアの家族」だと本気で思っています。

第2位 モンゴル

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この女性の家に数日間滞在し、仕事をお手伝いしました。家畜の世話なんですが、朝から晩まで本当に大変!

さて、第2位は僅差でモンゴル!

“自然と共に生きる” を地でいくような人たちで、いまでもノマドがいて、大量の家畜を中心に生活を営んでいます。モンゴルの田舎に行けば、自然と生きるとはどういうことなのか、と嫌でも考えさせられます。

自然といつも向き合い、逆らわず、しかしただ従順であるわけではなく、共存していく姿勢を強く感じた国でした。

モンゴル人の目がゾクッとするほどかっこいいのです。

第1位 ネパール

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ヒマラヤです。説明なんかいらない美しさ!

そう、わたしにとっての1番好きな国はネパールです。

モンゴルと同じように、ネパール人も自然と共存していく姿勢が本当に美しいのです。わたしがモンゴルよりもネパールが好きなのは、ネパールが山の国だから。

「ヒマラヤの美しい山脈と、それを守る民」

そんなイメージでわたしはネパール人を見ています。特にヒマラヤ山中に無数にある小さな村々に住む人たちの美しさと言ったらもう……。

結構本気でネパールなら住んでもいいかもしれないと思っています。

また、もう1つネパールが大好きな理由があります。

それはチベット文化を残していること。

ヒマラヤ山中の一部の村はチベット仏教を崇拝し、チベット文化(つまりヒマラヤ文化)をいまでも残しています。

わたしはチベットに行けていないのですが、実は「いま1番行きたい国」と訊かれれば、迷わずチベットを挙げるくらい、興味津々なのです。

あなたが好きな国はどこですか?

みなさんが好きな国はどこですか?

行ってみたい国はどこでしたか?

海外に行くと、いろんな国が絡まり合って世界が転がっているのだと言うことを実感します。どの国も「自分だけで文化を創り上げている」なんてことは絶対になくて、かならず「あの国やこの国の影響」が見えてきます。

そういう点と点を結ぶ線が見えてくると、世界地図がより強いコントラスを持って浮かび上がってくるものです。

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