指の速さ以外で、タイピングを速くする3つのコツ(Mac)

タイピングの速さというのは物書きにとってもはや武器です。別に化け物みたいに速くなる必要はありません、要は書いている本人がストレスを感じず、スムーズにタイピングできればいいのです。

「今日は指を鍛える以外」のタイピングを速くするコツをご紹介します。

指の速さ以外の「速いタイピング」のコツ

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ブログひとつ書くのだって、メールひとつ書くのだって、タイピングなんて速いほうがいいに決まっています。

普通「タイピングの速さ」と言うと、指の速さのことを指すことが多いと思いますが、それは一朝一夕に速くなるようなものではありません。

今日お話しするのは「指の速さ」以外のコツです。覚えるだけで確実に文章のタイピングが速くなりますよ。

辞書をうまく使う

まず、辞書を戦略的に使うことです。まず私の辞書を見てください。

ATOKのユーザ辞書
ATOKのユーザ辞書

いかがでしょうか? よく使う記号というものをショートカットにするために辞書を使っています。

たとえば二重カギ括弧(『』)というのは、カギ括弧(「」)から変換するのが普通でしょう。それをjkとlkに割り当てることで、右手だけで打てるようにしています。

また矢印系もよく使うので、zで始まる単語として登録しています。

またわたしは小説を書くので、ダッシュ(――)や三点リーダ(……)もよく使います。小説の世界では(小説以外でもたぶんそう)これらはふたつ重ねるのがルールです。つまり「…」はだめ、「……」が正しい、というわけですね。

こういうのも素早く入力するために、辞書を使います。そして正式名称である「三点リーダ」などと登録するのは無駄。わたしは「りだ」で「……」に変換、「だしゅ」で「――」に変換するように登録しています。

よく使う記号や、言い回しは辞書をうまく活用しましょう。

物書きにとって辞書は友だちです。武器です。そしてあなたを守る盾でもあります。

2度タイピングしないこと

(これはATOKを使っている人向けです)

変換ミスをしてしまったときに、文字を入力し直さないことが重要です。

ATOKではふたつの「再変換」機能があります。これを必ず覚えましょう。

Control+Shift+Y 選択部分(カーソルあたり)を再変換
Control+delete 変換のやり直し

たとえば文章全体を変換し、確定した後で、一部に変換ミスがあったとしましょう。そのとき、間違えた部分を消して、入力し直して、変換していては無駄です。

間違えた部分にカーソルを移動して、Control+Shift+Yで再変換する癖をつけましょう。

また、大幅に変換を間違えてしまったときは、すかさずControl+deleteで変換をやり直します。

試しに何度かやってみてください。慣れれば、文字入力のスピードが圧倒的に上がりますし、ストレスが減ります。

ホームポジションから離れないこと

さて、これが1番大事なコツですし、覚えることがたくさんあります。

まず、ホームポジションをご存じですよね? 両手の人差し指がFとJに位置する手の位置のことです。

「ここからいかに離れないか」がテーマです。そんなの当たり前だ、と思う人もいるでしょうけど、では質問です。

  • deleteキーを打つとき、一瞬だけど右手がホームポジションを離れますよね? 小指で届くとしても、手が広がってしまい、次の文字をタイプするときに不都合なはずです。
  • 矢印キーを打つときも離れますよね?

「ホームポジションから離れない努力」というのはこれらの回数をできるだけ減らすことです。

そのためにはショートカットキーを活用します。

カーソル移動系

まずはカーソル移動に矢印キーを使うことをやめます。一切使わないと決めてください。その代わり次の6つのショートカットキーで移動します。

Control+f 次の文字に移動
Control+b 前の文字に移動
Control+n 次の行に移動
Control+p 前の行に移動
Control+a 行頭へ移動
Control+e 行末へ移動

これは全部マスターしてください。これだけで、カーソル移動がずいぶん速くなります。

文字削除系

さて、次は文字を削除する方法を覚えてください。deleteキーなんて使いません。

Control+d カーソル右の文字を削除
Control+h カーソル左の文字を削除

ステップアップ

もう2つだけ、覚えておくと便利なショートカットがあります。私は頻繁に使うので、ぜひ覚えることをおすすめします。

Control+k カーソルから右側の文字をカット
Control+y カットした文字列を貼り付け

このショートカットのすごいところは、クリップボードを使っていないことなんです。

つまりCmd+cでコピーした文字とは別に、Control+kでカットし、別のところに貼り付けることができます。

このふたつのショートカットを知っていれば、「段落を丸ごと別の場所に移動」といった操作もホームポジションから離れることなく完了します。たとえば、今書いている文章を丸ごと別の場所に移動したいならば、

  1. Control+aで行頭に移動
  2. Contorl+kで全部カット
  3. 貼り付け先に移動し(これもショートカットキーでね)、
  4. Control+yで貼り付け

という4ステップです。マウスなんて使っていたら遅くてしかたないですからね。

いかがでしたか?

ブロガーにせよ、小説家にせよ、ライターにせよ、文章を書く人にとって、タイピングは武器です。

武器を磨くのは当たり前のことで、それをおろそかにする意味がわかりません。

「速く正確に」を追求する必要があります。

わたしは正直なところ「指の速さ」という意味では、せいぜい「まあまあ」という速さです。もっと速い人は山ほどいるでしょう。しかし、今日あげたようなコツを身につけているおかげで、タイピングしていてストレスを感じることはあまりありませんし、何よりホームポジションから離れないことで疲労が減ると思っています。

本当はほかにもたくさんコツがあるのですが、それはまた別の機会に。

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