HagoromoというMac用に作られたエディタを小説の執筆に使っています。そのHagoromoがバージョンアップして、ブックマーク機能がつきました。これが長編執筆にすごく役に立つのでご紹介します。

続きを読む 愛用しているHagoromoエディタについたブックマーク機能が本当にありがたいのでご紹介

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最近、タスク管理をRemember the Milkから Doit.im に切り替えてみて、このツールに惚れ込みました。このアプリの良いところを10個にまとめてみました。

続きを読む GTDをやる人にお勧め これ見てすぐに始めよう Doit.imのよいところ10個

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何年もタスク管理サービスとしてRemember the Milkを使ってきました。今でもいいサービスだと思います。しかし、ふとした疑問から、Doit.im に乗り換えることを決意しました。その経緯を書きます。

続きを読む ちゃんとGTDを! 5年は使ったRemember the MilkからDoit.imに乗り換えた経緯

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Macユーザで、縦書き執筆したい人にオススメなのが “Hagoromoエディタ” です。ちなみに使い始めて1年を越えています。はじめはお試しのつもりでβ版を使っていたのですが、正式版になっても気持ちよく使い続けています。

Hagoromo App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥2,200

以前にもこのブログで使っていることは書いていましたが、その頃はまだβ版でした。今は正式版として、有料で、Mac App Storeから購入することができるようになりました。

“Macで縦書き” というのは、Macユーザが小説などの創作をやるに当たって、最初にぶつかる技術的な壁のようで、そういうキーワードで検索する方も多いようです。もちろん私も例外ではなく、いろいろ紆余曲折しまして、しつこいようですが、このHagoromoエディタに落ち着いた次第です。

β版の頃は少しバグっぽいところがあり、全力でオススメしにくかったのですが、今では——少なくとも私の利用範囲では——変なバグもなく、気持ちよく利用できています。1800円と、決して安くない(いや、私は高くないと思います。倍でもきっと買っていたと思います)ので、ぜひいろいろ情報を集めて試して頂きたいわけです。利用者が増えれば、ソフトウェアというのは成長しますからね。

オススメする理由

主だった理由は……

  • 縦書きができる
  • 執筆時のレイアウトがカスタマイズできる(個人的には原稿用紙形式で書くのは嫌い)
  • 全画面モード
  • 画面のデザインがカスタマイズ可能
  • バージョン管理をしてくれる
  • 開発が前向き(っぽい)

私のHagoromoエディタの使い方

さて、私のHagoromoエディタの利用法や設定を紹介しましょう。

まず特筆したいのは全画面モード。これ、一切加工していない、画面全体の画像です。潔い!

これ、いいですよ。とにかくメニューバーとか、Dockとか、何にも見えない状態で、ただただ執筆だけすればいいという画面です。執筆は120%常に全画面モードです。例外なし。

次に画面のレイアウト

要するに色やら文字サイズやらをどうするか? です。

これは好みの世界なので、皆様ご自由にすれば良いのですが、私の方針は3つ。

  1. 目が疲れず
  2. 原稿用紙換算で目測がつきやすく(今書いている分量が、原稿用紙でどれくらいになるか?)
  3. 見通しがいい

うえの全画面画像を見てください。縦は40字にしてあります。これにより、10行で400字。つまり原稿用紙1枚分にあたります(ニアリーイコールになることに注意)。正確ではありませんが、見当を掴むには十分だと私は思っています。原稿用紙と同じにすると画面内で見える範囲が原稿用紙1枚ちょっとしかなく、ちょっと前の会話や文を見るためにスクロールしなければならないのが気に入らない。まぁ、好みです。好み。

※ちなみに私の先輩作家は同じ理由から縦20字×横40行の2段組にして、1画面で4枚分見えて、なおかつ正確な原稿用紙換算の見当がつくようにしていました。これも良いと思います。私もこうしていた時期もありますし、これからそうするかもしれません。

次に目の疲れですが、背景を白以外にしましょう。

私は見ての通りの色。RGBでいうと #E6E8D7(10進数だと230, 232, 215)。これはAmazon Kindleの採用している背景色の1つです(ぴったり同じじゃないですが、似ているという意味)。これ以外にも背景黒というのもありなのですが、ちょっと悩んで今はこうしています。まぁ、好みです。好み。

今後に期待

他にもHagoormoは良い機能がいろいろあるようですが、個人的にはあとはひたすら安定度を高めて欲しいところ。機能は十分。今でも異常終了は多くありませんが、稀にあります。

これからの開発に期待しています。

MacのOS X Yosemiteが発表されてしばらく経ち、なんとなく落ち着いた頃かな? と思ってアップグレードしてみました。使用して1日経ったので、思ったことメモ。

公式サイト:Apple - OS X Yosemite

変化なし!?

ひと言で言えば、「実用的な変化はあまりなし」です。というのも、そんな目立った機能がたくさんあるわけではないから。でも、アップグレードの価値がないか? と聞かれれば「いや、アップデートしてもいいんじゃない?」とも思う。

それは細かい使い勝手がいいから。

ほら、ちょっと使い勝手がいいと「もっと使いたい」という気持ちになるでしょ。

気に入った点

Spotlightがいい

個人的にはSpotlightが搭載されてから、ずっとヘビーユーザーです。用途はひとつ。アプリを起動させるだけ。キーボードで操作するのが1番速いと思っているので、DockやらLaunchpadやらを使う事は稀。

例えばMail.appを起動するなら

  1. Control+SpaceでSpotlightを起動
  2. “M” か ”Ma” くらいまで入力するとMail.appが候補に挙がるからEnter

の極めて短いステップでアプリを起動できます。

で、今まではこのSpotlightが画面右上に申し訳なさそうに表示されていたのですが、これが画面中央でデーンと出てくる。気持ちがいいです。

ちなみにSpotlightは計算なんかもできるので、何かの作業中にちょっとした計算をしたいときは、上記のステップ2で、「1+2+3」とか入力すれば答えが瞬時に出てきます。段々人間が馬鹿になっていきそうな便利さです。

フラットデザインがいい

これは機能というよりも、気持ちよさの問題でしょう。全体的に画面がシンプルになって、作業への集中度を上げてくれる感じです。好みの問題もあるでしょうけどね。

Mail.appの画像注釈機能がいい

これはEvernoteのSkitchと同じ機能になります。要するにメールを書来ながら、画像に直接文字や記号を書き加えることができるというわけ。

例えば、誰かに写真を送るときに注目して欲しい部分を○で囲ったりできます。

これは「何で今までなかったの?」というくらいの機能です。この機能が付けたくれた心意気を受けて、今までGmailのウェブアプリを使っていましたが、Mail.appを使い始めようと思いました。

Safariがシンプルに

細かい比較は面倒なのでしませんが、とにかくシンプルになりました。頻繁に使うだけにこのシンプルさは大事です。

Safariを使っていて良かった、と思えます。

悪い点

Handoff

実はあまりないのですが、私のパソコンではハードウェア的な理由なのか、Handoff機能が使えません。でも、気にならない理由が多分使わないから。

一応売り文句としては「iPhoneでメールを書いている途中で、パソコンで書きたくなった時に便利」とのことですが、そんなシチュエーションがあまりない。いや、たまにあるけど、その滅多にない「たまに」のためにBluetoothをOnにしておくのがイヤ。

なんか、Bluetoothってバッテリー喰うわりに活躍頻度が低くて、Onにしておく気がしないんですよね。だから、先述のようなシチュエーションになっても、Handoffの為にBluetoothをOnにして、お互いが認識するのを待って、やっとHandoffが機能すると思うと、面倒なんです。

これは旅をしていて、充電がいつでもできるわけではないということにも起因するのだと思います。

まぁ、どっちにしてもハードウェア的に使えないので、考えても意味がないのですが……。

FacetimeとかiMessageとか

もともとほとんど使わないので、使えるようになっても影響なし。

まとめ

というわけで、最初に書いたとおり「実質的な機能として」めちゃくちゃ良くなった、というわけではありませんが、使っていて気持ちがいいと思うことが増えた、という感じでしょうか。

ちなみにサードパーティー製のアプリでも互換性の問題には直面していません。

個人的に最近熱いサービスが Issuu だ。

issuu.com

このサイト、日本語圏ではあんまり盛り上がっていないようだが、英語圏その他では結構な盛り上がりを見せている。簡単に言えば「雑誌版のYouTube」だ。

YouTubeは誰でも動画をアップでき、誰でも見ることができて、自分のサイトに貼り付けることができて、コメントしたり、評価したり、シェアしたりできる。それがそのまま雑誌に置き換わったと言って良いと思う。

こちらで紹介されている▶Issuu とは 7000 万人を魅了する、雑誌のための YouTube ?

こういうコンテンツを扱うサイトはいつだって「読者が少ないとコンテンツをアップする人が増えず、コンテンツが増えないと読者が増えない」という難しさがある。特に日本語のコンテンツは日本人しか読めないという意味で増えにくい。

というわけで、日本語のコンテンツは少ない。

しかし、英語のコンテンツは想像よりもはるかに多い。個人的に最近の趣味が家具作り、家庭菜園、パーマカルチャーなので、その手の雑誌を適当に検索してみたが、しばらく、それこそいつまででも暇を潰せそうなくらいの量の雑誌が見つかった。

まぁ、同じ趣味の人じゃないと意味がないだろうけど、適当にいくつか紹介してみる(中身はまだちゃんと読み切っていないので、面白いかは不明だけど、個人的には面白そうだと思っているから読むつもりだ)。

  • Getting Started in Permaculture - パーマカルチャー関連のDIYを50紹介しているらしい。リサイクルやゴミの活用などの記事が気になっている
  • Handmade Furniture - ちょっとした手作り家具の紹介。自分で作って使ったり、人にプレゼントしたりするのにちょうど良さそうな規模の家具が紹介されているようだ。
  • Furniture Master Works 2013 - こちらは家具職人のベテランが作った素晴らしい家具の紹介。カタログのようなもの。

自分でも出版できる

日本語圏だと読者が少なくて、そのモチベーションが上がりにくいかもしれないが、PDFさえ作れば自分で電子雑誌を出版できるわけだ。

すぐに何か、と思っているわけではないけど、考えるだけでも面白いと思う。

英語の勉強がてらに趣味の雑誌を英語で読んでみてはいかがだろうか?

わたしの場合、Evernoteがパソコンでの作業の中心になっています。

情報を調べ、まとめ、資料を作るなど、ほとんどがEvernoteで完結します。小説を書く場合も、執筆自体は縦書きが必須なので別のソフトを使いますが、その直前までの情報収集・設定・キャラクター資料はすべてEvernoteですし、執筆中のメモ(例えば、「あ、このことを別のシーンで書き足さないと」みたいなメモ)はすべてEvernoteです。

世界一周中なのでネット環境が安定しないということもあり、気になったウェブサイトはみんなクリップしています。ブログを書く際、こういうクリップが役に立つんですね。

こうも重要性が高くなると操作性をひたすら高めたくなります。今日はショートカットキーを駆使して「アプリ内を縦横無尽に移動する」方法をご紹介します。

※Evernote for Macを利用しています

基本編

まずはちょっと調べれば分かる基本編。

ノートブックへ移動する

Command + j

これでノートブックへ移動できます。このキーを打った後でノートブック名をタイプするわけですが、その際ノートブック名が英語だと凄くスムーズです。これはタグ名など他のものにも言えます。

(英語になれているなら)全部英語で管理するのがオススメです。

タグへ移動する

Shift + Command + j

わたしの場合、タグへ移動はそんなに頻繁に使いませんが、それでもたまには使うので紹介します。

なぜあまり使わないかというと、タグは検索で使う事が多いんですね。だから1個のタグに移動したいケースはそんなに多くありません。頻繁に使うタグが2個あり、それらに移動するために使うようなものです。

ショートカットの項目を開く

まずショートカットというのは画面左端にあるエリアのことです。

ここには以下のようなものをおくことができます。

  • ノートブック
  • ノート
  • タグ
  • 検索の保存(検索結果へダイレクトに飛べる)

このショートカット自体ものすごい便利なので、フル活用しています。わたしの場合はよく使うノートブックに加え、アクティブなプロジェクトに関するノート・検索・タグなどを入れておきます。それも、頻繁に使うものは上から9個目までにいれることが大切です。なぜなら……

Command + 数字(1〜9)

で上から9個にアクセスできます。例えばわたしの場合、上の画面キャプチャを見てもらえば分かるように1番上にGTD:Inboxというノートが置かれています。これはパソコンでの作業中に思いついたメモをすべて保存している場所です。やらなきゃいけないことも、何かのアイディアも、何でもです。例えば小説を書いているときに、「あ、絵はがき買うんだった」と思い出したりしたとき、Command+1を押して、すぐに書いて、作業に戻ります(ちなみに作業に戻るときは "Command+{" で一発。詳しくは後述)。

直前直後のノートへ移動する

進む: Command + }
戻る: Command + {

これはブラウザの戻る・進むと同じ考え方です。2〜3のノートをまたがって作業しているときに、これを知っているか知らないかで、効率が全然違います。

ノートを検索する

Command + Option + f

応用編

画面を上下か左右に分割して、ノートのリストが見える「リストエリア」と、ノートの中身が見える「エディタエリア」がありますね(設定によってはありません)。このリストエリアとエディタエリアを行き来するショートカットがないんです。これ、Evernoteの欠陥だとさえ思っています。

どういうことかというと、例をあげて説明しますね。以下の手順をマウスを使わずにこなす方法が(普通には)ないんです。

  1. ノートを検索する(Command + Option + fで検索)
  2. 検索結果を順番に見ていく(上下キーで見ていくことができます)
  3. あるノートを編集・閲覧したくなった (マウスでエディタエリアに移動)
  4. 編集が終わったので、更に他のノートを見たい(マウスでリストエリアに移動)
  5. 2に戻る

というわけで、僕が編み出した方法です。

リストエリアへ移動: Command + j + j
エディタエリアに移動: Command + l(エル) → tab

説明します。

リストエリアに移動するには Command + j で1度「ノートブックへ移動」状態にしてから、そのまま j を1度タイプすると、「ノートブックへ移動」状態が解除されます。この際、リストエリアがアクティブになっているんですね。

エディタエリアに移動するには Command + l で「ノートのタイトルを変更」状態にしてから、タブを押すと、本文のエリアがアクティブになるんです。

最初は練習が必要ですが、慣れると簡単にこなせます。

でも、これ本当にEvernoteが標準で、もっと簡単にできるようにすべきことだと思いますよ。Gmailなどのアプリでも、やっぱりこういう操作が簡単にできるようになっています。大量のノートを見たり、編集したりする際に、本当に役に立ちました。

まとめ

Evernoteは本当に便利なサービスだと思っています。何度となく「あってよかった」と思います。が、空気のように使えるようになるにはもう少し使い勝手を追求したいところ。今が使いにくいとまではいいませんが、1番使うサービスだけに、ちょっとしたショートカットキーの不足で作業効率が下がります。

(言ってくれればアイディア出すのに……、とさえ思います。ああもどかしい)

Evernoteには感謝しつつ、これからにも期待ですね。

はじめに

Eernoteを使い始めて5年ほどになります。割と早い時期にPremiumユーザになって以来、延々有料会員です。

ノートの数は10,000ほど。本当に良いサービスだと思っています。

長く使っている中で使い方も安定してきたので、管理方法を共有してみたいと思います。改めて自分の中で整理してみたいと思ったのも、この記事を書く理由だったりします。

利用環境と用途

Evernote関連で利用するアプリは……

  • Evernote for Mac
  • Evernote for iPhone
  • Evernote WebClipper
  • Skitch
  • ATOK Pad

いろんなサードパーティーアプリを使っていた時期もありますが、標準系が1番です。いろいろアプリを浮気する暇があるなら、クリエイティブなことに頭を使いましょう。

Evernoteの利用シーン

あらゆるメモで使いますが、主な用途は

  • 小説を書くためのメモ
  • ブログを書くためのメモ
  • その他、何でも業務上のメモ
  • 旅行情報のメモ
  • 思いついたアイディアなど(特に小説のアイディアの断片メモ、あるいはネタになりそうなニュース記事のクリップ)
  • なんとなく記録したい情報

とりあえず何でも入れるというのが確固たる方針です。後で「ない!」と嘆くくらいなら、多すぎるくらいの方がマシ。そう信じています。

方針

情報を入れるときに負荷の小さい方法が理想です。だけど最低限の管理はしないと「いざ使おう」と思ったときに見つからなくなってしまうので、軽いルールを持ちつつ、あまり固くならないのが大切。

長く使っていると頻繁に使うタグやノートブックと、ほとんど出番のないものが明確に分かれてきます。あまりに使わないものは不要なので定期的に削除かやり方を変える。よく使うものはさらに工夫することで、より便利になったりもします。

Evernote利用の流れ

  1. Inbox(規定のノートブック)に保存
  2. 週に数回Inboxを処理して、空にする(ノートブックの振り分けとタグ付け)

ノートブック

ノートブックに関しては基本的に4種類に分かれます。

  • Inbox
  • Notes
  • Scrapbook
  • (その他プロジェクト毎に)

それぞれを説明していきます。

Inbox
すべてのノートがここに保存されます。ウェブでクリップしたノート、メールを転送したノート、思いついたアイディアも、大事な書類のスキャンも、とにかくここ。GTD(Get Things Done)を知っている人はこの辺の考え方には慣れていると思います。そして、定期的に ”処理” をします。処理については、他のノートを見れば自ずと分かるかと……。
Notes
自分で書いたメモ・思いついたノートなど、とにかく「自分で書いたもの」はここに入れます。例えば本を読んでメモしたものも ”自分で書いている” のでここです。このノートブックには自分の意思が込められたノートばかりになります。このノートブックはいわゆる物理的なノートに近いです。
Scrapbook
名前の通り、何かスクラップしたものはここに入ります。新聞の切り抜き、Webサイト、紙の書類をスキャンしたデータ、本の気に入ったページの写真など。自分で書いていない資料はすべてここに入ります。例えば、誰かから受け取ったメールをEvernoteに保存するときもここ。自分の意思があまりこめられていないものです。
その他プロジェクト毎に
プロジェクト毎のノートブックです。例えば小説を書く際に、1作品=1ノートブックで管理します。じつは自分の場合、「プロジェクト」と呼んでいるものは小説と旅行くらいのものです。その他のいわゆるプロジェクト的なもの、例えばサラリーマン時代の業務はタグでまとめられています。わたしの場合、資料とメモを網羅して眺めたいんですね。特にうまくいっていないときに……。検索して要点を探したいのではなくてダラダラと眺めたい。だから、ひとつのノートブックに分けておきたいんですね。プロジェクト毎、というよりも創作ノートくらいに捉えているかも。

長くなりましたが、本当ならばInbox/Notes/Scrapbookだけで良いと思っています。例外的にプロジェクトノートブックが時々発生するだけです。

さらに言えばNotesとScrapbookを分けるのも本当なら不要です。タグのセクションで説明しているとおり、タグで区分けできるから……。だけど、一応分けているのはなんとなく、本当になんとなく分けておきたかっただけです。これを書きながら「一緒にしようかな」と思っているくらい。

タグ

絶対に外さない大事なタグと、割と大事なタグと、おまけ的に付けているタグがあります。

絶対に外さないタグ = Context

これらのうち、少なくとも1個は必ずつきます。例外としてclip系だけはclip+子タグをセットで必ずつけます。

  • clip - 何らかの情報をスクラップしたもの
    • web - ウェブをスクラップ
    • email - メールをスクラップ
    • paper - 紙媒体をスクラップ(チラシとか)
    • newspaper - 新聞をスクラップ
    • screen - 画面コピー
  • document - 資料(メモではなく、なんらかの意思で自力でまとめたもの)
  • meeting - 会議メモ(ホワイトボードの写真・議事録・個人的なメモなど、会議をキャプチャしもの)
  • note - ただのメモ。思いつき、アイディアなど
  • project - GTDでいうプロジェクトにあたるノート。1プロジェクトに1ノートで、目的・ゴール・計画を1ノートにまとめる
  • review - 本・映画・音楽なんでもレビュー系
  • wannado - 読みたい本・見たい映画・聴きたい音楽・登りたい山・買いたい物、などのリストにつけている

複数のタグがつくこともあります。例えば、ウェブサイトをクリップして、そのサイトに関連したアイディアがあった場合は clip, web, note などのようにつけます。

割と重要なタグ = Organization

どの組織に属するノートかを表します。例としては

  • 社名
  • 部署名
  • チーム名
  • 参加している勉強会の名前
  • ワークショップの名前

これらは、検索するときの絞り込みですごく役に立ちます。個人的なノートにはつかないですね。ちなみにいまのわたしの場合は……

  • 過去在籍した会社の社名
  • 小説の勉強会の名前

くらいしかないです。細かく管理する気はないので、無理して部署名・チーム名をつける必要はないです。

おまけ的につけているタグ = Keyword

これはただのキーワード。たまに整理しますが、基本的に思いつくままにいれています。あくまで例ですが……

  • guiter
  • bicycle
  • motorbike
  • car
  • lifehack
  • etc

説明の必要もないですね。ギターに関するノート・バイクに関するノートなど、興味に応じてつけています。私の場合は80個くらいこういうキーワードが並んでいます。

ポイントは完全を目指さないこと

例えばギターに関するサイトをクリップしたときに、guiterタグをつけ忘れてしまうこともあると思います。それでいいです。どうせそのサイトには「ギター」というキーワードがあるでしょうから、「ギター」と検索すればいいんです。じゃ、何のためにつけているか、と言えば「念のため+時々眺めてみる」ためです。

タグについてまとめ

ノートを探すときにこれだけでほぼ確実に見つかります。キーワードは完全じゃないし「本当に見つかるの?」という疑問もあると思います。実際、検索を完璧にするためにもっと工夫することも可能ですが、これ以上管理レベルを上げると、管理に追われることになり、非生産的です。

だいたいノートを探すときに以下のようなことはぼんやりと分かっているはずです。

  • ネットで見た情報か、自分で書いたメモか、新聞でみた記事か……
  • どの組織に関するものか
  • いつ頃メモしたか?
  • 画像のある・なし

この辺を検索キーワードにいれてあげればいいんです。「今年のノートで、ウェブをクリップしたもので、○○っていう言葉が入っていたはず」くらいで絞り込んで、パーッと眺めていれば数分と掛からずに見つかります。

工夫のあれこれ

基本的な管理方針は上記までで終わりです。ここからは細かい工夫やポリシーなどをご紹介しましょう。

ノートブックもタグも英語オンリー

正直、ノートブック・タグに日本語を使う気にはなれません。さらに言えばノートブック・タグの最初に番号をつけたり、記号をつけるのも嫌。

全部英語でつけておけば、サジェストも必要十分に機能します。ノートブックの名前やタグの名前など、適当にタイプすれば、ほとんどの場合適切なタグがサジェストされます。

ノートブックの並び順を管理するために番号をつけるのも無意味。よく使うノートブックなどはショートカットに並べたいように並べればいいだけ。だいたい全部のノートブックをいつもフル活用しているわけがないんです。例えばわたしの場合、頻繁に使うノートブックは数個。タグも数個。そういうものはショートカットに置いておけばいい。そういうときに生半可ノートブックに番号がつけられていたりすると邪魔です。

ショートカットキーはフル活用

ショートカットキーはよく使います。

例えば画面左にあるEvernoteのショートカットの上から5個は Command + 番号 でアクセスできます。前のノート、次のノートなども、1発で移動できる。Evernoteを触っているときにマウスを触ってしまったら負けだと自分に言い聞かせていた時期もありました。

今ではそこまで神経質ではないものの、その頃に鍛えたおかげでだいぶ早く操作できています。例えばあるノートブックが見たいときマウスでそのノートブックを選ぶから、先ほど書いたようにノートブックを順序よく並べたくなるんです。Command + j でノートブック名を入力すれば、一発でそのノートに行けるし、あるノートを特定のノートに移動させたいときは Command + Control + m でOK。ノートブック名が英語ならば、日本語モードに変換しなくてもいいので、更に早いしミスが少ないですね。

この辺の感覚はオタクですね。はい。

ノートリンクは活用する

情報をまとめる際にフル活用します。

例えば小説を書く際の資料などは最初にたくさん集めてきて、整理するフェーズで目次ノートを作ってしまいます。そうすると執筆中はそこを眺めているだけで、「ああ、こんな資料あったな」と気付かされます。また、この目次ノート自体にもメモを書き込めるので、思いついたことを書き留めたりも。

検索の保存をフル活用

検索の保存もフル活用。そして保存した検索をショートカットに置いておきます。

例えば……

  • GTDのProjectリスト
  • 未完了のタスク
  • 小説のアイディア(タグ=idea + novel)

検索は「除く」検索を活用する

検索を便利に、かつ素早く済ますために、ピンポイントで検索することを目指して管理している人をよく見かけますが、諦めて曖昧に探すことを覚えましょう。

曖昧検索の第1歩は「除く」検索です。

何かのメモを探すときに「あれ、会議のメモだったかな、手書きで書いたっけ、いや……」と曖昧になったとき、思いつく限りのタグやノートブックを除外していきます。

「少なくともスクラップじゃないから -tag:clip

「今月のノートではないから -created:day-30

「絶対に前職に関連したメモじゃないから -tag:前職名

「ん、そういや画像は絶対に入っていないはず -resource:image/*

「仕事に関することだから、バイクってキーワードはないでしょ -バイク

というように、結果を見ながら除外キーワードを足していきます。適度に検索結果が少なくなってきたらあとは目視で探しましょう。100件くらいの目視ならすぐです。

慣れると、こういう除外を含めて、少しずつ絞り込んでいく作業がすごく早くなります。

まとめ

すっごく長く書きましたが、実際のところまだ語り切れた気がしないですね。さらにいえば、自分自身もまだ辿り着いたっていう感覚がないです。Evernoteへの不満や要望もあるし、自分のやり方にも不満もあります。

が、これで今はうまくいっています。

ひとつのマイルストーンとして、今はこうやっているというのをまとめてみました。今後もEvernoteの使い方については思いついたら書いていきますね。
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やっとです。

旅をしながら(ほぼ)毎日ブログの更新をしていますが、なかなか “これで快適!” と思える方法が出来上がっていませんでした。自分がたどってきた遍歴と、いま行き着いた結論をご紹介します。

使用環境と苦戦の理由

旅をしながら” ブログを更新するのは、いつもネット環境との戦いです。ネットが快適な速度で使える場面は少なく、ヘタするとまったくネットがない中に何日もいることだってあります。

そうするとオフラインの時はオフラインでできること、オンラインになったらオンラインでやるべきことを、自然と分けて作業するようになります。

オンラインの時間が貴重だからこそ、オフラインの時間をいかに有効に使えるかがキーになるというわけです。

最初の環境→ WordPress だけ

WordPress上でブログの記事を執筆し、写真をアップロードし、公開していました。

オフラインだとWordpressに繋がらないので、作業ができません。0点の作業環境でした。

執筆を Evernote に移行

そこで、下書きは Evernote に書き、アップしたい写真もそこに貼り付けるようにしました。これで執筆作業はオフラインで完結するようになります。

作業手順としては

オフライン

  1. Evernoteで執筆(画像も挿入)

オンライン

  1. WordPressに原稿を貼り付ける
  2. Evernoteに貼り付けた画像をデスクトップに保存し、Wordpressにアップロード
  3. WordPressで画像を挿入
  4. 公開

わかるでしょうか? 執筆は特に問題ないのですが、画像については結局Wordpress上(つまりオンライン)で作業しなければならず、不便きわまりないのです。

それじゃ、MacJournalを導入

ブログエディタアプリというのはいろいろあるのは知っていましたので、思い切って導入することにしました。日本にいるときには「こんなのいらん」と思っていたのですが、旅に出てありがたみがわかるようになりました。

人の勧めもありMacJournalを導入しました。

MacJournalでブログを書くと、こんな流れになります。

オフライン

  1. MacJournalで執筆し、画像も挿入する

オンライン

  1. MacJournalで ”公開” ボタンを押す
  2. WordPressでアイキャッチ画像を設定(これだけMacJournalでできないっぽい)

つまりWordpress上ではほとんど作業が必要ありません。これで完成したかと思っていたブログ更新環境ですが……。

問題はSEOにあった

やはり弱点はあるものです。

MacJournalは自動的にHTMLを生成し、ブログの記事を作成してくれます。が、そのHTMLはH1・H2といったヘッダを生成せず、大文字はフォントサイズを大きくするカタチで実現しています。

つまり、タイトルのつもりで書いた文章も、検索エンジンから見るとただの大文字であって、「これはタイトルだな」と理解してくれないわけです。解決策を考えてみたものの、思いつかず……。

EvernoteとWordpressに戻ろうかと思っていたときです。

救世主はMarkdown

Markdownというのは特殊な記法をHTMLに変換する仕組みです。なんと知らないうちにWordpressがMarkdownに対応していました。これを有効にすれば、MacJournalで書いたMarkdown記法の記事をWordpressに投稿することができるというわけ。これでちゃんとヘッダ(H1,H2など)も使えます。

手順としては

オフライン

  1. MacJournalで執筆、画像も挿入する(執筆はMarkdown記法で!!)

wpid-screen-2014-04-20-15-071.png

オンライン

  1. MacJournalで公開ボタンを押す
  2. WordPressでアイキャッチ画像を設定

これでSEO的にも悪くないやりかたで、しかもオフラインで作業のほとんどを終えることができます。日本に帰ってもこのやり方は変わらないだろうと確信を持って思えます。

というのも実は昔からこのMarkdown記法というのが好きで、Wikiでも使いますし、ただのテキストファイルに書くメモでも、この記法を自然と使っていたくらいでした。こういうちょっとした装飾で完結するスタイルが好きなんです。(昔はemacsユーザでしたからね……)

いやはや快適。快適。

アイキャッチ画像はどうすればいいのだろう???

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HagoromoというMacOSX用のエディタが現在進行形で開発されている。

Hagoromo

今はまだβ版であり、本格利用は勧めないとのことだが、フライングして実は使い始めている。今まではiText Proというアプリを利用していたが、全画面ができないという、人からした随分と些細な理由でHagoromoに乗り換えた。

まだβ版で不具合が怖いとも思うのだが、今のところ大した問題は発生していない。

エディタに求めている機能は多くない。気持ちよく、滑らかに使えればいい。自動保存あたりはしっかりやってくれるとありがたい。検索などは高機能である必要もない。

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日本語を使う以上、手書きで言う筆を選ぶという行為に近いのがIME、つまり漢字変換ソフトを選ぶという行為だ。何しろ漢字変換に時間がかかれば、執筆に時間がかかる。漢字変換に頭を使えば、大事な作品に頭が使えなくなる。

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まァ、多少大袈裟に書いてはいるけれど、それくらいIMEは重要だと思う。で、現時点でのMacOSXでの選択肢は……

  • ことえり - MacOSXに標準でついているIME。Windowsの標準IMEほどダメではないと思うが、やっぱり不足を感じる。
  • Google日本語入力 - これは業界的には新参者のIMEだ。名前の通り、Googleが開発しているわけで、これはつまりGoogleが知る限りのWebサイトや検索ワード情報を使い、また培ってきた文章解析技術を元に漢字変換の世界に参入してきたわけだ。漢字変換能力もことえりより随分よく感じるし、いくつか他のIMEでは見かけない機能も盛り込まれている(例:zkと入力すると、上矢印になる、など)。これが実は非常に使い勝手が良く、実は私はずっとこれを使っていた。物書きじゃなければ、または物書きでも、十分に使えるレベルだと思う。
  • ATOK - 言わずと知れたIMEに力を注いでいる会社のIME。漢字変換の能力は非常に高く。長く文章をタイプして、一気に変換をすると、文法なども加味して、非常に的確に変換してくれる。有名な「貴社の記者が汽車で帰社する」も一発だ。

というわけで、結論として私は少し前までGoogle日本語入力を使っていて、今はATOKを使っている。わざわざ大金を払ってATOKに移行した理由を語ってみよう。

漢字変換能力の高さ

これはまずすぐに実感できた。もちろん使い始めはユーザ辞書が貧弱で「慣れたIMEの方がいいな」と思いがちだが、少し使っているとIMEが学習し、みるみる自分の入力についてきてくれる気がする。

辞書機能

実はこれが超目玉機能だと思っている。そして「旅する作家」という立場で考えた時、圧倒的な魅力なのだ。この連載の第1回でも書いたが、作家の道具の中で持ち歩けない、旅で困るのが辞書だ。本来であれば、会社別の複数の辞書に加え、国語辞典以外にも類語辞典などが欲しいが、どうもパソコンで使いやすい辞書がない。

仕方なしに最初はiPod touchに大辞林と角川類語新辞典をインストールして、iPodを辞書端末として使っていたが、軽快にタイプしているときに両手をキーボードから離してiPodを触るという行為がいかにも煩わしかった(でも辞書をインストールしたことは後悔してない)。

このATOKは追加購入が必要だが大辞林や広辞苑、または類語辞典といった辞書を買うことで、漢字変換の最中に意味を調べることができるのだ。
サンプル画面を用意してみた。このように、「たとえば」と入力し、変換を確定する前にコントロールキー+wと打つと、大辞林の結果が表示される。

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同様にコントロール+aで類語辞典(これも別売)が表示されるので、他の言葉を探している場合などにテキストエディタから離れることなく類語を探し、その類語に対する大辞林の結果を見ることができる。

間違った日本語の指摘機能

これは「このために欲しい」というほどのものではないけれど、補助的にあると安心感があるかもしれない。

ATOKは間違った日本語や、好ましくない日本語を指摘しくれる。たとえば”の”が続くような文章「この車の中のシートの上に鞄がある」といった文章をタイプすると、「”の”の連続」と注意してくれる。これくらいの文章はIMEに注意されなくても、きれいに書きたいものだが、つい見落としてしまった時などにありがたい補助だ。または敬語・ら抜き言葉なども注意してくれるので、急いでいて漏らしてしまった、なんてときに助けてくれる。

使いこなすために意識するたった1つのこと

さて、ここまでATOKの魅力について書いたが、文章を書く上での使いこなしについて触れたい。ほとんどはATOKに限らない内容だが、文章入力・漢字変換という煩わしい行為を少しでも滑らかにこなすために、自分が意識していることだ。

それは「ホームポジションから離れないこと」に尽きる。

マウスを使わないのは当然だが、それ以外にもホームポジションから遠いアクションは極力使わない。遠いポジションとは何か、と言うとdeleteキーと矢印キーだ。この2つを使わないようにすると、タイピングは随分と早くなる。これはプログラマーとして鍛えたことなので、信じてくれて良いと思う。

もう少し具体的に書くと、次の操作を極めるといい。

  • Ctrl + f - 1文字進む
  • Ctrl + b - 1文字戻る
  • Ctrl + p - 前の行へ
  • Ctrl + n - 次の行へ

さらに次の操作を覚えると早くなる

  • Ctrl + a - 行頭へ
  • Ctrl + e - 行末へ
  • Ctrl + k - カーソルより後ろを削除して、特殊なクリップボードへ保存
  • Ctrl + y - ”Ctrl + k”でクリップした文字を貼り付け
  • Ctrl + h - deleteキーと同等

また漢字変換については概ね以下を覚えれば良い

  • space - 次の候補へ
  • shift + space - 前の候補へ
  • option + space - 候補を次のページへ
  • option + shift + space - 候補を前のページへ

ちなみに、ここに挙げていないショートカットキーでも重要なものがたくさんあるので、時々気分転換にネットで調べてみたり、ヘルプを見てみると良いだろう。

まとめ

大雑把に言えば

  • ATOKを使おう
  • ATOKのオプション辞書も使おう
  • ショートカットキーも使おう

ということだ。実はATOKは結構高価なのだが、その価値はあると思う。特に辞書については紙で買っても高いわけで、「旅する作家」というカテゴリに近い人はATOK辞書に賭けてみるのも、いいのではないだろうか?

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